日帰りですが奥日光まで探鳥に行ってきました。日光は東照宮の観光や子供が小さい頃には中禅寺湖での水遊びなどで何回か訪れたとこがありましたが、野鳥の撮影では初になります。最高気温が30度ぐらいまであがり、とても天気の良い1日でした。車で家を早朝4時前に出て7時少し前に湯元温泉に到着しました。湯元温泉→刈込湖・切込湖→涸沼→光徳牧場→戦場ヶ原(少し)→湯川→湯ノ湖→湯元温泉というルートでした。
合計16〜17キロぐらい、標高差は約300mぐらいです。正直、1日でまわるにはハードすぎてお勧めできないコースです。光徳牧場でハンバーグステーキを食べて40分程度休憩をとりましたが、あとは撮影しながらですがあまり長い休憩はとらない状態で、ゴールできたのは夕方の17時前です。ヘトヘトになりました。
今回は、X-T2にXF100-400mm+XF1.4Xをつけてすべて撮影しています。
しかし、季節的にもまだ木々の葉も少なめで夏鳥の探鳥にはとても良い状況でした。午前中は刈込湖を目指してスタートしましたが、ところどころ地面にはまだ雪が残っていました。急な岩場などもありトレッキング用のシューズでないと、足をくじいたりしてしまうかと思います。
これはメボソムシクイかと思います。ただ、鳴き声は鳴き声図鑑で確認したところ、エゾムシクイに近い感じなんですよね…。ムシクイの識別は私にはまだまだ無理ですね。
そして、今回の探鳥の一番の目的に出会うことが出来ました。コマドリです。息も絶え絶えで岩場を抜けた後に「ヒィヒーン」という鳴き声が遠くの方から聞こえた時は、疲れが一気に吹き飛びましたね。
はじめは、なかなか姿が見つからなかったのですが、徐々に近づいてきていることがわかりました。すると、茂みの奥のほうで何か動く気配がしたのでカメラを向けて覗いてみるとオレンジの顔をしたコマドリを発見。慌てて、シャッターを切りまくりです。
コマドリはその場に少しとどまり、さえずりも2、3回してくれました。コマドリという名前は鳴き声が馬のようだからそう名付けられたとのことです。
確かに、馬の鳴き声そのものではないのですが、とてもとても小さな馬が鳴いているような感じです。
かなり奥の方にいて、茂みの隙間からしか撮影ができなかったのですが、初見&初撮影ができてラッキーでした。
そして方向転換して、去ってしまい、遠くの方から「ヒィヒーン」という声がしばらく聞こえていました。
その後の刈込湖・切込湖から光徳牧場までは、多少、野鳥撮影もしましたが、コマドリが撮影できたので満足してしまったこともあり、ほぼハードなトレッキング状態でした。(>_<) 後編は、光徳牧場から戦場ヶ原を少しとおり、湯川から湯ノ湖そして湯元温泉までの野鳥撮影です。