私の普段の撮影方法は、ある程度ポイントを決めてカワセミなどを撮影する場合は三脚を使用し、初めて訪れる場所や広い場所を歩き回る場合は手持ち撮影という2パターンでした。
ただ、手持ちの場合に撮影対象が遠いとファインダー内がぶれぶれで、中々手こずっておりました。
もちろん、撮影後の写真はボディ内手振れ補正が効いているので、手ブレはほぼ抑えられていました。
そこで、以前から一脚を使ってみたいなと考えていました。
軽くて、ある程度しっかりしたものが欲しかったので、SLIKのカーボンポッド 392 FL Nを購入しました。
三脚はベルボンを使用していますが、一脚はデザインが気に入ったSLIKを選びました。
ベルボンに比べてやや割高でしたが、ジッツオに比べればね。
雲台はサンウェイフォトの一脚用のティルト雲台DT-01D50を選びました。
一脚用としては、まぁまぁ高級ですかね…。
取り付けるとこんな状態です。
一脚+雲台で965gで1キロ以下にはなり、普段使用している三脚+雲台が2.5キロぐらいありますのでだいぶ軽量化されますね。
今日は文化の日で朝からとても良い天気でしたのでさっそく、試しに芝川調節池へ行ってきました。
調節池に向かう途中の民家園の池で撮影をされている方が、そこの桜の木にカワセミがいるよと親切に教えてくださったので撮影いたしました。
やはり、手持ちよりはかなりファインダー内が安定しています。もちろん、三脚に比べると多少ブレはありますが許容範囲かなと思いました。
一脚の足を短くしまい、調節池に向かうとホオジロが舞い降りてきて地面を突っついていました。
落ち着いて一脚の足を伸ばし撮影しました。
階段のような段差のあるところに腰掛け、一脚を短めにしてカイツブリを撮影。
三脚ですと、3本調整する必要があるのでだいぶ楽で早いですね。
初めて一脚を使用したので取り回しがぎこちなかったのですが、慣れてくれば三脚を使用するよりはだいぶアクティブに撮影ができそうです。
ただ、雲台のティルトの動きのフリクション調整が、ちょっと緩めるとかなり緩んでしまい、逆に締めると硬すぎる感じでもう少し滑らかになると良いかなぁと思いました。
もう少し使うと、程よくなってくるかもしれませんが。
当面、野鳥撮影では手持ちよりも一脚を使用してみたいと思います。